おでかけにぴったり｜アクションカメラとは？他のカメラとの違いとおすすめ使用シーン

子育て中に家族と思い出を残したいと思っている一方で、動画撮影や編集に悩む声もよく聞きます。手軽で簡単に動画を残したい場合、アクションカメラの選択は有効な解決策の一つです。この記事では、アクションカメラの特徴や選び方、使用シーンについて解説します。

記事を読めば、初心者でも高品質な動画を撮影でき、手軽に思い出を残せます。アクションカメラは小型さや軽量さ、耐久性に優れており、子どもと一緒に楽しく撮影ができるカメラです。多くの機種は自動の編集機能を備えているため、撮影後の編集の手間も大幅に減らせます。

アクションカメラとは小型で軽量なデジタルカメラ

アクションカメラは、小型軽量で耐久性に優れたデジタルカメラです。子育て世代の家族に人気があり、外出先でも気軽に持ち運べます。広角レンズや手ブレ補正機能を備え、家族全員や動きの多い子どもの姿もきれいに撮影できます。Wi-FiやBluetoothでスマートフォンと連携し、SNSでの共有も簡単です。

アクションカメラは、子どもの成長を手軽に高品質で記録できる強い味方です。
» 子育て世代におすすめのカメラの種類と選び方を詳しく解説

アクションカメラの特徴

アクションカメラの特徴について以下を解説します。

• コンパクトで軽量なデザイン
• 頑丈で耐久性に優れた設計
• 防水・防塵性能

コンパクトで軽量なデザイン

アクションカメラの最大の特徴は、コンパクトで軽量な点が挙げられます。一般的に5〜8cm四方程度のサイズで、重さは100〜200g程度と軽量なため、持ち運びや装着が容易です。小型軽量によるメリットは、以下のとおりです。

• 片手操作がしやすい
• 収納がしやすい
• 取り付けがしやすい
• 子どもが扱いやすい

旅行や日常使用にも適したサイズで、思い出を手軽に残せます。子どもとのお出かけでも気軽に持ち運べる点が魅力です。

頑丈で耐久性に優れた設計

アクションカメラは、落下や衝撃に強い耐衝撃性があり、激しい動きや予期せぬアクシデントにも安心です。金属やポリカーボネートなどの頑丈な素材を使用し、密閉構造により内部基板を保護します。強化ガラスやゴリラガラスでレンズを保護し、各部の接合部分を強化して、歪みや破損を防止するのも特徴です。

アクションカメラは、過酷な環境下でも安心して使用できます。子どもとのアクティブな外出にも安心して使えます。

防水・防塵性能

アクションカメラの防水・防塵性能は、屋外での撮影や水中撮影には欠かせません。IPX8等級の完全防水性能により、水深10mまでの撮影ができ、プールや海での水中撮影を楽しめます。防塵性能もIP6X規格を満たしていれば、砂浜や埃の多い環境でも安心して使用できます。

寒い外から暖かい室内に入ったときでも、すぐに撮影を始められます。水中撮影モードの搭載により、色補正や白バランス調整が自動で行われ、美しい水中映像の撮影も簡単です。水中ハウジング(※)も不要で、急な水遊びの際でも、手軽に水中撮影を楽しめます。

※ 水中ハウジングとは、カメラを水中で撮影する際、水の被害を防ぐために覆うケースのことです。

アクションカメラと他のカメラの違い

アクションカメラと以下のカメラの違いについて解説します。

• スマートフォンカメラとの違い
• ビデオカメラとの違い
• デジタル一眼レフカメラとの違い

スマートフォンカメラとの違い

アクションカメラは、スマートフォンのカメラと比べて多くの優れた特徴があります。画質が高く、広角レンズを搭載するため、より鮮明で広い範囲を撮影できるのが特徴です。防水・防塵性能が優れており、専用のマウント・アクセサリーが豊富な点も挙げられます。

手ブレ補正機能の強力さや小型軽量で持ち運びやすい点、耐衝撃性に優れている点も魅力です。スマートフォンカメラでは難しい水中撮影や360度撮影も、アクションカメラであれば可能です。バッテリー容量も大きいため、長時間の撮影に向いています。専用アプリを使えば、簡単に編集・共有できるのもメリットです。

外付けマイクが使用可能なモデルもあるため、音声の品質にこだわる人におすすめです。

ビデオカメラとの違い

アクションカメラとビデオカメラを比較すると、以下の違いがあります。

持ち運び

アクションカメラはコンパクトで軽量なため、持ち運びやすく、さまざまな場所に取り付けが可能です。ビデオカメラは、重量が気になる場合があります。

耐久性

アクションカメラは衝撃や水に強い設計のため、過酷な環境でも安心して使えます。一般的なビデオカメラは、アクションカメラほどの耐久性はありません。

撮影の視野

アクションカメラは広角レンズを採用しており、より広い範囲を一度に撮影できます。ビデオカメラの場合、アクションカメラほど視野が広くないのが一般的です。

操作性

アクションカメラはシンプルな操作で直感的に使えます。一方、ビデオカメラは機能が多く、操作が複雑になる傾向です。

マウントの種類や内蔵マイクの音質、バッテリーの持続時間なども異なる特徴があります。特徴を踏まえたうえで、用途に合わせた適切なカメラを選びましょう。
» 家族の大切な思い出を残す！ビデオカメラの適切な選び方

デジタル一眼レフカメラとの違い

アクションカメラはコンパクトで軽量なのに対し、デジタル一眼レフカメラはサイズが大型で重いのが特徴です。アクションカメラは防水・防塵性能に優れ、屋外での撮影に向いています。デジタル一眼レフカメラは防水・防塵性能が低いため、雨や砂埃の多い環境では注意が必要です。

操作性の面では、操作が簡単なアクションカメラに対し、デジタル一眼レフカメラは操作が複雑で、習熟に時間がかかります。画質や解像度については、デジタル一眼レフカメラの方が高く、光量が少ない中での撮影性能も優れています。

一方、アクションカメラは動画撮影に特化しており、手軽に高品質な動画を撮影したい場合に最適です。価格面では、デジタル一眼レフカメラの方が高くなります。アクションカメラは価格が比較的手頃で、家族の思い出作りにおすすめです。
» シーンに合わせて使い分け！スマホカメラと一眼レフカメラの違い

アクションカメラの使用シーン

アクションカメラ導入のおすすめ事例として、以下の使用シーンを解説します。

• スポーツやアクション撮影
• アウトドアでの撮影
• 日常の記録やブログ制作
• 水中撮影や特殊環境での撮影

スポーツやアクション撮影

アクションカメラはスポーツやアクション撮影に最適で、高速な動きを逃さず捉える点が特徴です。高フレームレート撮影により、素早い動きもブレずに記録できます。広角レンズを使用すると、迫力ある映像の撮影が可能です。手ブレ補正機能も搭載されており、激しい動きの中でも安定した映像を撮影できます。

子どもの運動会や家族旅行など、思い出を残す方法としてもおすすめです。アクションカメラは、動きの激しいシーンでも鮮明な映像として残せます。

アウトドアでの撮影

アクションカメラはアウトドアでの撮影におすすめで、自然の中での思い出を鮮明に残せます。小型軽量な特性のため、野外で重い機材を持ち歩く必要がなく、子どもと一緒に行動しやすい点がメリットです。アクションカメラは、以下のシーンで役立ちます。

• ハイキングや山登り
• キャンプ
• 川遊びや海水浴
• 野生動物や植物の観察

アウトドアでの撮影時は、バッテリー切れや天候の変化に備えて、予備のバッテリーや防水ケースを用意しましょう。アクションカメラは、子どもと家族が成長・変化する姿を美しい自然とともに記録できるのが魅力です。

日常の記録やブログ制作

アクションカメラは小さくて軽く、外出先でも気軽に持ち運べるため、日常の記録やブログ制作におすすめのツールです。広角レンズで家族全員を映せたり、手ブレ補正機能で安定した映像が撮れたり幅広く活用できます。家族の記録を、手ブレを気にせず撮影できるメリットが挙げられます。

自分が撮影側に回ると、家族全員の様子を映せるため、成長や変化を楽しめるのが特徴です。防水機能付きのモデルの場合、水遊びやプールでの撮影もできます。子どものさまざまな成長の場面を残せるので、思い出づくりとして最適です。

水中撮影や特殊環境での撮影

アクションカメラは、水中撮影や特殊環境に向いています。水中の鮮明な映像撮影が可能で、海や川の思い出を美しく残せます。水中撮影では、深度に応じた専用ハウジングを行い、水圧や光の減衰を考慮した設定調整も必要です。塩水に触れた後は、カメラの寿命を延ばすため、真水でのすすぎを行いましょう。

アクションカメラは、極寒や高温環境でも安定した性能を発揮します。暗所や夜間撮影に適したモデルなど、幅広い状況に対応します。砂漠や雪山など、過酷な環境でも使用できるため、アウトドア好きな家族にもおすすめです。専用マウントを使えば、さまざまな視点による撮影が可能です。

ヘルメットに取り付けて子どもの目線で撮影したり、車のダッシュボードに固定してドライブの様子を記録したりできます。自撮り棒を使用すれば、家族全員が映る動画を撮影できたり、360度カメラの使用で没入感のある映像が撮影できたりします。タイムラプス機能を使うと、長時間の変化を短縮した記録が可能です。

子どもの成長記録としても、活用の幅が広がります。

アクションカメラに関するよくある質問

アクションカメラに関する、よくある質問と回答を以下にまとめました。導入を検討している人は参考にしてください。

• アクションカメラの価格帯は？
• 初心者向けのアクションカメラの選び方は？

アクションカメラの価格帯は？

アクションカメラの価格帯は、大きく以下の3種類にわけられます。

• エントリーモデル：1～3万円
• ミドルレンジ：3～5万円
• ハイエンド：5～10万円以上

価格に応じて性能や機能が向上するため、予算と用途に合わせて選びましょう。セール時期や旧モデルを狙えば、さらにお得な価格が期待できます。有名ブランドの最新モデルは高価格帯に集中しており、必要な機能の見極めが大切です。本体価格以外では、必要なアクセサリーのコストも検討するポイントです。

マウントや予備バッテリーなど、追加で購入が必要なアイテムも確認しましょう。予算を立てる際は、付属品も含めて考えることが大切です。

初心者向けのアクションカメラの選び方は？

アクションカメラを初めて選ぶ場合、使用目的を明確にしましょう。子どもと思い出を残したいのか、アウトドアでの撮影を楽しみたいのかにより、最適な機種が変わります。画質と解像度もポイントです。最近では、4K解像度のモデルが主流になりつつありますが、フルHDでも十分きれいな映像を撮影できます。

初心者の場合、価格が手ごろなフルHDモデルから始めるのがおすすめです。手ブレ補正機能は、子どもを追いかけて撮影する際、ブレずに安定した映像を残せます。長時間の撮影の予定がある場合は、持続時間の長いモデルを選ぶと安心です。プールや海で使用する場合は、防水機能付きのモデルがおすすめです。

操作の簡単さも大切で、ボタンの数が少なく、直感的に操作できるモデルを選びましょう。Wi-Fi接続やスマートフォンとの連携機能、音声録音の有無、音声品質、アクセサリーの互換性なども確認すると安心です。さまざまな製品の中から、予算内で最適な機能を持つモデルを選びましょう。

信頼できるブランドや評判の良いモデルも参考にしながら、安心して使える製品を選んでください。

まとめ

アクションカメラは、子育て世代の夫婦にとって、思い出を残すための優れたツールです。コンパクトで軽量な設計により、家族のお出かけや日常の瞬間を手軽に撮影できます。防水・防塵性能があるため、公園や海辺での撮影も安心です。画質や手ブレ補正機能が優れており、子どもの速い動きもきれいに撮影できます。

バッテリー寿命が長いため、長時間の外出でも安心です。音声品質も良好で、子どもの声や笑い声もしっかり残せます。アクションカメラは初心者でも使いやすく、家族の思い出作りに最適なカメラです。価格帯や必要なアクセサリーは、用途や家族のニーズに合わせて選びましょう。

アクションカメラを使えば、家族の大切な瞬間を、簡単に美しく残せます。