- 家族写真を撮っても、いつも同じポーズになってしまう
- 思い出に残るおしゃれな家族写真を撮りたい
- 撮った家族写真をおしゃれに飾る方法を知りたい
多くの方が子どもとの大切な思い出を、写真でたくさん残したいと考えています。しかし、撮った家族写真がどれも同じ印象になってしまうため、もっとおしゃれに撮りたいと悩んでいませんか?
この記事ではおしゃれな家族写真を撮るための服装のポイントからポーズ、おすすめの撮影スポットまでを詳しく解説します。記事を読めばマンネリ化しがちな家族写真が、見返すたびに笑顔になれる特別な一枚に変わります。
おしゃれな家族写真を撮るには服装やポーズ、構図などの工夫がポイントです。セルフタイマーやスタジオ撮影を活用すれば、いつも撮影係になりがちなママも一緒に、家族全員そろった一枚が残せます。
おしゃれな家族写真に仕上げる服装のポイント

おしゃれな家族写真に仕上げる服装のポイントを以下に解説します。
- 色・柄・素材をそろえる
- 小物を活用する
- 季節感を意識する
- 撮影シーンに応じた服装を選ぶ
色・柄・素材をそろえる
服装の色・柄・素材をそろえて統一感を出すことで、家族写真がおしゃれに変わります。家族の服装のテーマがそろうと写真全体にまとまりが生まれ、洗練された印象になるためです。以下のポイントを意識して、おしゃれなコーディネートを作りましょう。
- テーマカラーを2~3色に絞る
- 白・ベージュ・グレーなどのベーシックな色でまとめ、上品な印象に仕上げる
- パステルカラーやアースカラーなど、色のトーンを合わせる
- ボーダーやチェックなど、同じ柄のアイテムを取り入れる
- デニムやリネン、ニットなど洋服の素材感を統一する
子どもだけを柄物の服にして、他の家族は無地の服を選ぶと、子どもを目立たせた写真が撮影できます。
小物を活用する

服装の色や柄をそろえることが難しい場合は、小物を活用すると家族写真がおしゃれになります。小物は手軽に家族の一体感を演出できる便利なアイテムです。家族写真の撮影には以下の小物がおすすめです。
- 帽子や靴下
- サングラスや伊達メガネ
- シャボン玉や風船
- おもちゃや絵本
- ガーランドや黒板
記念日にガーランドや黒板にメッセージを書くと、特別感を演出できます。小物は写真に遊び心を加えたり、子どもの自然な表情を引き出したりする効果もあります。
季節感を意識する
家族写真に意識して季節感を取り入れると、よりおしゃれで思い出深い一枚になります。家族写真に季節特有の雰囲気が加わり、見返すたびに撮影した季節の情景や思い出がよみがえります。季節ごとにおすすめな色味は以下のとおりです。
- 春:パステルカラーや明るい色
- 夏:白やブルーのマリンカラー
- 秋:アースカラー
- 冬:深みのあるボルドーやブラウン
服装の色以外にも春夏はリネンやコットン、秋冬はニットやコーデュロイといった素材で季節感を出す方法もあります。
撮影シーンに応じた服装を選ぶ
撮影シーンに合わせて服装を選ぶと、写真に統一感が生まれておしゃれな印象になります。公園や海では動きやすさを考えた、Tシャツやデニム、スニーカーといったカジュアルな服装がぴったりです。自宅での撮影におしゃれなルームウェアやおそろいのパジャマを選ぶと、リラックス感を出せます。
神社やお寺ではワンピースやジャケットなど、少しフォーマルできれいめな服装を選ぶと、場の雰囲気になじみやすいです。ピクニックや誕生日会などのイベントではテーマを決めて服装に統一感を出すと、おしゃれ度がアップします。
おしゃれな家族写真を撮影できるおすすめスポット

選ぶ場所によって家族写真の雰囲気が大きく変わるため、撮影場所にはこだわりましょう。おしゃれな家族写真を撮影できるおすすめスポットを以下に紹介します。
- 自然を楽しむ公園や海でのロケーション撮影
- 特別な日にぴったりな神社やお寺での撮影
- 自然体が魅力な自宅でのリラックス撮影
- プロの力で最高の一枚が撮れるスタジオ撮影
自然を楽しむ公園や海でのロケーション撮影
公園や海でのロケーション撮影は家族の生き生きとした表情を残せます。自然光が家族を明るく照らし、開放的な空間で子どもがのびのびと遊ぶ姿を撮影すれば、最高のシャッターチャンスになります。公園や海での撮影例は以下のとおりです。
- 桜や新緑、紅葉など季節感あふれる背景で撮影する
- 芝生や砂浜で空を大きく入れた開放的な写真を撮る
- シャボン玉やボールで遊びながら動きのある楽しい瞬間を切り取る
- 夕暮れ時のオレンジ色の光に包まれた幻想的な一枚を狙う
公園や海での撮影はピクニックや水遊びといった普段のお出かけを兼ねながら、思い出を写真に残せる魅力があります。
特別な日にぴったりな神社やお寺での撮影

お宮参りや七五三など子どもの成長を祝う特別な日の記念撮影には、神社やお寺がおすすめです。厳かな雰囲気や伝統的な建物、四季折々の自然が写真に重厚感と風情を加えてくれます。神社やお寺での撮影では、以下の点を意識するとより素敵に仕上がります。
- 服装
- 着物や袴などの和装でそろえると、特別感を演出できます。洋装の場合は落ち着いたワンピースやスーツのフォーマルな服装がおすすめです。
- 背景
- 鳥居や本殿、参道などを背景にすると、写真により格調高く仕上がります。桜や新緑、紅葉といった四季折々の自然との組み合わせも効果的です。
手水舎で手を清める様子や絵馬を奉納する姿など、お参りの流れを撮ると、自然な表情を残せます。神社やお寺は神聖な場所なので、撮影する際はマナーを守ることが大切です。事前に撮影が可能か、プロに依頼する場合は商用撮影の許可が必要かどうかを確認しましょう。
自然体が魅力な自宅でのリラックス撮影
自宅での撮影は家族の自然な姿を写真に残せます。自宅は子どもが一番安心できる場所なので、人見知りせずにリラックスした表情を引き出せます。日常の何気ないけれどかけがえのない瞬間を切り取れることが、自宅撮影の大きな魅力です。
ソファでくつろいだり、絵本を読んだりするシーンは、リラックスした自然な姿を撮影できます。お部屋を片付けてお気に入りの雑貨や植物を配置すれば、生活感を抑えながらおしゃれな一枚になります。
プロの力で最高の一枚が撮れるスタジオ撮影
スタジオ撮影はプロの技術と整った環境で、家族がそろった特別な写真を撮影できます。プロのカメラマンが子どもの自然な表情を引き出しながら、美しい一枚に仕上げてくれます。スタジオ撮影は背景やコンセプトに合わせた衣装のレンタルも可能です。スーツやドレスで着飾ったとっておきの一枚も目指せます。
誕生日や七五三のような記念日だけでなく、日常の成長記録としてスタジオ撮影を活用すると、特別な家族写真の思い出を残せます。
おしゃれな家族写真を撮影するためのポーズ

おしゃれな家族写真を撮影するための定番ポーズと、遊び心を生かしたポーズを以下に紹介します。
おすすめの定番ポーズ
ポーズに迷ったら簡単にできる定番のポーズから試してみましょう。定番ポーズは家族の表情を和らげながら、愛情あふれる瞬間を切り取れるため、家族の仲の良さが自然に伝わる写真を撮影できます。カメラを意識しすぎず、家族のふれあいを楽しむ気持ちで挑戦することがポイントです。
手をつないだり、ハグしたりするポーズは愛情があふれるあたたかな写真になります。肩車や寝転ぶポーズは家族の自然な笑顔を引き出すきっかけにもなります。
遊び心を生かしたポーズ
定番のポーズに家族みんなで楽しめる遊び心のあるポーズを取り入れると、より自然で生き生きとした写真を撮影できます。子どもはかしこまったポーズよりも、遊びの延長で撮影する方がリラックスして最高の笑顔を見せてくれるからです。子どもの楽しそうな様子に、パパやママも自然と表情が和らぎます。
遊び心を生かしたポーズを以下に紹介します。
- ジャンプ
- 追いかけっこ
- 変顔
- いないいないばあ
- 内緒話
- 指さし
動きや遊び心のあるポーズは見返すたびに、撮影したときの楽しい記憶を思い出せる一枚になります。
おしゃれな家族写真を撮影するための構図のコツ

家族写真の構図にこだわると日常の一コマが特別な一枚に変わります。おしゃれな家族写真を撮影するための構図のコツは以下のとおりです。
- バリエーションを意識する
- 遠近法を活用する
バリエーションを意識する
写真のバリエーションを意識すると同じ場所でも写真ごとに違った表情が生まれるので、写真を見返したときにより楽しめます。以下の撮り方を試してみてください。
- 引きと寄りの写真
- さまざまな組み合わせ
- 角度を変えた撮影
- 体の一部のアップ
全員が映る引きの写真と、表情がよくわかる寄りの写真を撮ると、手軽にパターンを増やせます。家族全員だけでなくパパと子ども、ママと子どもなど、組み合わせを変えて撮る方法もあります。しゃがむ、少し高い位置から見下ろすなど撮影角度を変えたり、手や足元など体の一部をアップで撮ったりすることもおすすめです。
カメラ目線の写真だけでなく、みんなで顔を合わせて笑っている自然な姿も、思い出に残る一枚になります。普段と少し撮り方を変えるだけで写真の雰囲気を簡単に変えられるので、取り入れてみましょう。
遠近法を活用する
遠近法をうまく活用すると写真に奥行きが生まれるため、見ている方があっと驚くユニークな写真になります。遠近法を活用する撮り方を以下に紹介します。
- 子どもを手前に、パパやママが少し後ろに立つ
- パパやママの手のひらの上に、子どもが乗っているように見せる
- 家族全員で縦一列に並んで奥行きを出す
- 地面すれすれの低い位置から撮って遠近感を強調する
- スマホの広角モードで周りの景色も入れてダイナミックに撮る
少しの工夫で物語の一場面のような一枚が撮影できます。
家族写真をよりおしゃれにするためのテクニック

家族写真をよりおしゃれにするためのテクニックを以下に紹介します。
- モノクロやセピアを活用する
- セルフタイマーや連写モードを活用する
- 明るさや色調を補正する
モノクロやセピアを活用する
モノクロやセピアに加工すると、いつもの家族写真がナチュラルで洗練された雰囲気になります。写真に温かみや懐かしい印象を加えたいときに役立つテクニックです。モノクロやセピアの写真は色の情報がなくなることで、見る方の意識が家族の表情や感情、ふとしたしぐさに向かいます。
背景の散らかりや、服装の色味がバラバラな場合でも、モノクロやセピアの写真では気になりません。スマホの機能や無料アプリを使えば、簡単にモノクロやセピアに加工できます。
セルフタイマーや連写モードを活用する

セルフタイマーや連写モードは家族全員が写った自然な写真を撮る際に役立ちます。セルフタイマーを使えば撮影者も一緒に写真に入れます。連写を使えば元気に動き回る子どもの一瞬の表情も逃しません。連写は複数枚を撮影するため、目をつぶる失敗を減らせる点もメリットです。
セルフタイマーと連写を組み合わせてカウントダウンの間に話したり、動いたりすると、ありのままの楽しい瞬間を残せます。連写で何枚も撮影するので、後からベストな一枚を選ぶ楽しみもあります。
» 子育て世代におすすめのカメラの種類と選び方を詳しく解説
明るさや色調を補正する
撮り終わった写真が「なんだか暗いな」「イメージと違う色だな」と感じたときは、簡単な補正でおしゃれな一枚に仕上げましょう。スマホの機能や無料の編集アプリを使えば、専門的な知識がなくても手軽に写真の印象を変えられます。写真を補正する際は以下の項目を調整しましょう。
- 自動補正
- 写真全体をバランス良くきれいに調整できます。
- 明るさ
- 逆光で顔が暗く写ってしまった写真を明るくできます。
- 色温度
- 全体の色合いを少しオレンジ色に近づけると、温かみのある優しい雰囲気を演出可能です。
- 彩度
- 服や背景色を少し鮮やかにすることで、元気で楽しげな印象になります。
- フィルター
- 簡単に雰囲気を変えられます。
撮影後のひと手間で写真のクオリティは格段に向上します。
家族写真をおしゃれに残す方法

スマホやパソコンに眠っている家族写真は形にして残すことで日常的に楽しめます。家族写真をおしゃれに残す方法は以下のとおりです。
- フォトブックやアルバムを作成する
- インテリアとして飾る
- 年賀状やグリーティングカードに活用する
フォトブックやアルバムを作成する
撮影した写真を使って、オリジナルのフォトブックやアルバムを作れます。フォトブックやアルバムは手に取って見返せるので、家族の思い出がより特別なものになります。最近のフォトブックサービスはスマホアプリから写真を選ぶだけで簡単に注文が可能です。
AIが自動で写真を選んでレイアウトしてくれるサービスもあるので、忙しい方でも手間なく作成できます。子どもの成長記録や七五三などのイベントをまとめたフォトブックやアルバムを、祖父母にプレゼントしても喜ばれます。
インテリアとして飾る

撮影した家族写真を、お部屋のインテリアとして飾る方法もあります。いつも目に入る場所にお気に入りの写真を飾ることで、家の中が温かい雰囲気に包まれます。おしゃれなインテリアとして写真を飾る方法は以下のとおりです。
- フォトフレーム
- 大きさやデザインの違うフレームを、リビングや玄関の棚に並べて飾る
- ウォールギャラリー
- 壁に複数の写真を飾り、美術館のような空間を作る
- キャンバスプリント
- 写真をキャンバスに印刷し、絵画のように壁にかける
- フォトガーランド
- 麻ひもとクリップで写真を吊るす
- コルクボード
- 小さな写真を集めて、にぎやかなコラージュを作る
子どもの成長や季節のイベントに合わせて飾る写真を入れ替えると、模様替えのように楽しめます。
年賀状やグリーティングカードに活用する
おしゃれな家族写真を年賀状やグリーティングカードにして、親しい方に送りましょう。家族写真を活用すれば、手間をかけずに心のこもった特別なカードを作れます。スマホアプリを利用すれば、動画データから写真を切り出したり、写真をコラージュしたりなどの工夫も可能です。
仕上がった年賀状やグリーティングカードに手書きメッセージを添えれば、近況と家族の思い出をあたたかく伝えられます。
服装やポーズ、構図を工夫して家族写真を撮影しよう

家族写真を撮るときに小さな工夫を加えることで、特別な一枚に仕上がります。おしゃれな家族写真を撮るために以下のポイントを意識しましょう。
- 服装
- 撮影スポット
- ポーズ
- 構図
服装の統一や動きのあるポーズ、遠近法の活用など、さりげない工夫を取り入れることで日常の一コマが素敵な思い出になります。撮った写真をフォトブックやインテリアとして、生活に取り入れる方法もあります。家族で楽しみながらおしゃれな家族写真をたくさん残しましょう。


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