「もっと自然でおしゃれな家族写真を残したい」と感じる方は多いのではないでしょうか。楽しい思い出を残したいのに、家族写真のポーズがワンパターンで物足りなさを感じる方もいるかもしれません。この記事では基本ポーズから少し工夫を加えた応用アイデアまで、家族写真におすすめのポーズを紹介します。
記事を読めば家族写真のポーズに悩まなくなり、みんなの自然な笑顔が映った素敵な写真を残せるようになります。肩を組んだりジャンプしたりするなど、少しの動作を加えるだけでも家族写真のクオリティの向上が可能です。記事を参考にポーズのバリエーションを増やし、世界に一つだけの思い出を残しましょう。
家族写真のポーズの基本アイデア5選

カメラ前で緊張しがちな方も、簡単なポーズならリラックスして撮影を楽しめます。誰でも簡単にまねできる家族写真の基本ポーズ5選を紹介します。
- 仲良く肩を組むポーズ
- 背の順で並ぶポーズ
- ほっぺにチュッをするポーズ
- カメラに向かって歩くポーズ
- みんなで同じポーズ
仲良く肩を組むポーズ
一体感や温かい雰囲気を家族写真で表現したいときは、みんなで仲良く肩を組むポーズがおすすめです。ぎゅっとくっつくことで、家族の愛情や仲の良さが自然と伝わる写真が撮れます。パパやママと密着することで、撮影に慣れていない子どももリラックスした表情になれます。
家族写真で肩を組むポーズをより素敵に見せるコツは、以下のとおりです。
- 子どもを真ん中に挟んで肩を組む
- お互いに顔を見合わせて笑い合う
- 腰に手を回す
定番の肩を組むポーズにも少しの工夫を加え、特別な家族写真を撮影しましょう。
背の順で並ぶポーズ

背の順で並ぶポーズで家族写真を撮ると身長の差がわかりやすく、後から見返したときに子どもの成長を実感できます。背の順で並ぶポーズには以下のアレンジを加えられます。
- 横一列に並ぶ
- 縦一列で後ろからひょっこり顔を出す
- 汽車のポーズをする
- みんなで見つめ合う
- 手をつなぐ
縦に並び、前の人の肩に手を置く「汽車のポーズ」は特に小さな子どもが喜ぶポーズです。一番背の低い子を全員で見つめれば、愛情いっぱいの優しい家族写真を撮れます。ただ並ぶだけではなく少し動きを加えることで、家族写真の温かい雰囲気を表現できます。
ほっぺにチュッをするポーズ
ほっぺにチュッをするポーズは家族写真であふれんばかりの愛情を表現したいときにおすすめです。子どもの可愛らしい表情や、パパとママの愛情に満ちた優しい表情を映せます。ほっぺにチュッをするポーズは以下のようにバリエーションをつけられます。
- 両側から挟んでチュッ
- 背伸びしてチュッ
- チュッするフリ
- 不意打ちでチュッ
- リレーでチュッ
チュッをするポーズは撮り方次第でコミカルにも、愛情いっぱいの感動的な雰囲気にもなります。家族の仲の良さが伝わる、とっておきの家族写真を撮影してみてください。
カメラに向かって歩くポーズ

カメラに向かって歩くポーズは自然で楽しげな雰囲気の家族写真を撮りたいときにおすすめです。歩く動きが加わることで、かしこまらずにリラックスして撮影ができます。歩き方には以下のアレンジを加えてみましょう。
- 手をつないで横一列に並び、ゆっくり歩く
- 子どもを真ん中にし、パパとママが両側から手をつなぐ
- パパが子どもを肩車したり、ママが抱っこしたりして歩く
- おしゃべりしながら、お互いに顔を見合わせて歩く
- 追いかけっこをするように、カメラへ駆け寄る
歩く姿を動画で撮影しておき、後からベストな瞬間を家族写真として切り出す方法もあります。思い出のワンシーンを切り取ったような、自然体の家族写真を撮りましょう。
みんなで同じポーズ
みんなで同じポーズをすると家族写真に一体感が出て、楽しさが伝わりやすくなります。ポーズをそろえる時間も家族の楽しい思い出になります。子どもが喜んでまねしてくれる、おすすめのポーズは以下のとおりです。
- ガッツポーズ
- 空を見上げる
- ハートを作る
- キャラクターの決めポーズ
- 変顔
- フラミンゴポーズ
後から家族写真を見返すと、ポーズを工夫したこと、撮影時の苦労について自然に会話が生まれやすくなります。お気に入りのポーズを「定番」にして、家族写真の歴史を増やしていくこともおすすめです。
家族写真のポーズの応用アイデア5選

家族写真の基本ポーズをマスターしたら、次は以下の応用ポーズに挑戦してみましょう。
- 円になって寝転ぶポーズ
- 身体の一部でポーズ
- 後ろ姿で並ぶポーズ
- 子どもの目線に合わせるポーズ
- 家族全員でジャンプするポーズ
円になって寝転ぶポーズ
円になって寝転ぶポーズは一体感のあるユニークな家族写真を撮りたいときに最適です。撮影方法は家族みんなで頭を中央に寄せて円になるように寝転がり、真上から撮ります。脚立や長い自撮り棒を使うと、全員がきれいに写ります。
芝生や砂浜、大きなレジャーシートの上など、寝転んでも安全で服が汚れない場所を選ぶことがポイントです。寝転びながらみんなで手をつないだり目を閉じたりすると、より多彩な表情の家族写真が撮影できます。
身体の一部でポーズ

身体の一部で表現するポーズであれば顔を写さずに済むため、写真が苦手なパパやママも気軽に参加できます。手や足といったパーツをアップで写すことで、見る人の想像力をかき立てる個性的な家族写真が撮れます。以下のポーズは手軽にできるのでおすすめです。
- 手を重ね合わせる
- ハートマークを作る
- 足元を並べる
- 子どもの手足をパパやママが包み込む
身体の一部をクローズアップして撮るだけで、絆を感じさせるアートのような家族写真を残せます。
後ろ姿で並ぶポーズ
後ろ姿で並ぶポーズは家族の温かい雰囲気をおしゃれに演出したいときに適しています。家族が並んだ後ろ姿は背の高さの違いがわかりやすく、子どもの成長の記録にもなります。美しい景色を背景にすれば、より感動的な家族写真の撮影が可能です。
手をつないで並ぶ、景色を指さす、歩き出すなどの動作を加えると、さらに印象的な家族写真に仕上がります。後ろ姿なら、正面から顔を映すことが恥ずかしい方でも自然体の姿を撮影できます。
子どもの目線に合わせるポーズ

子どもの目線に合わせるポーズによって、親子の愛情が伝わる温かい家族写真が撮れます。パパやママと目線を合わせることで子どもは安心感を覚え、自然で生き生きとした表情を見せてくれます。大人が子どもの目線に合わせやすくなるポーズは以下のとおりです。
- しゃがむ
- 子どもを抱きしめる
- 子どもを膝の上に乗せる
- 子どもを肩車する
- うつ伏せになる
大人の視点を少し変えるだけで、子どもの世界に入り込んだような愛情あふれる家族写真が撮影できます。
家族全員でジャンプするポーズ
家族全員でタイミングをそろえてジャンプすると、躍動感と楽しさがあふれる家族写真が撮影できます。ジャンプによって子どもの自然な笑顔を引き出すことができ、元気な印象の家族写真になります。
息の合った家族写真を撮るために、ジャンプする合図となる掛け声を決めておきましょう。連写機能を使用して低い位置から撮影すると、最高の瞬間を取り逃がしません。子どもを抱っこしたり、家族で手をつないだりしながらジャンプするアレンジもおすすめです。
家族写真のポーズをもっとおしゃれにするアイデア

家族写真のポーズをもっとおしゃれにする以下のアイデアを解説します。
- 小道具を使って撮影する
- リンクコーデで統一感を出す
- 自然豊かな場所で撮影する
- モノクロやセピア色で撮影する
- 構図にこだわって撮影する
小道具を使って撮影する
いつもの家族写真に小道具を加えれば、さらにおしゃれで思い出深い一枚に変わります。小道具があるとポーズがとりやすく、自然な表情も生まれやすくなります。小道具によって家族写真に季節感やオリジナリティを加えることも可能です。おもちゃを使えば、遊びに夢中になった子どもの表情を映すこともできます。
家族写真の撮影におすすめの小道具は以下のとおりです。
- シャボン玉
- カラフルな風船
- 季節のアイテム
- おもちゃやぬいぐるみ
- アルファベットオブジェ
- フレーム(額縁)
- 黒板
- 花束や一輪の花
身近なアイテムを加えるだけでも、工夫次第で家族写真の雰囲気が大きく変わります。小道具を上手に撮影に取り入れて、特別な一枚を撮影しましょう。
リンクコーデで統一感を出す

リンクコーデを取り入れると統一感が生まれ、まとまった印象の家族写真が撮影できます。完全に同じ服でなくても、以下の工夫でリンクコーデが楽しめます。
- メインカラーを統一する
- 色合いを合わせる
- 同じ柄のアイテムを取り入れる
- 同じファッション小物を持つ
- 素材感を合わせる
ワンポイントだけをおそろいにするリンクコーデは、さりげなくおしゃれな家族写真を演出できます。
自然豊かな場所で撮影する
自然豊かな場所では生き生きとした印象の家族写真が撮れます。雄大な自然を背景にして撮ると、季節感や開放感が演出できます。以下の場所やシチュエーションでの撮影がおすすめです。
- 木漏れ日の森
- 季節の木々
- 広大な芝生
- 海辺・砂浜
- 夕日とシルエット
- 一面の花畑
自然を背景にすると特別なポーズを決めなくても、家族の自然な笑顔や動きを引き出せます。少し遠くへ足を伸ばし、日常から離れた特別な雰囲気の家族写真を撮影してみましょう。
モノクロやセピア色で撮影する

モノクロやセピア色を取り入れると、おしゃれで味わい深い家族写真の撮影が可能です。写真から色の情報が少なくなることで、家族一人ひとりの表情や感情、仕草などが際立ちます。モノクロやセピア色の写真はスマートフォンのカメラ機能や、編集アプリに付いているフィルターで簡単に撮影できます。
撮影した家族写真を後から加工し、モノクロやセピア色が映える一枚を探してみることもおすすめです。
構図にこだわって撮影する
構図を意識して撮影すると、まるでプロが撮ったようなおしゃれな家族写真が撮れます。背景や人の配置をよく考えることで、家族写真に奥行きやストーリーが生まれます。おすすめの構図は以下のとおりです。
- 主役の家族を真ん中から少しずらして配置する
- 道や海岸線など、奥行きを感じさせる線を生かす
- 手前の木々や窓枠を「額縁」のように使って撮影する
- 地面すれすれの低い位置から空を見上げるように撮る
- 背景の余白を大胆に取り入れて開放感を演出する
構図の簡単なテクニックを使うだけで、いつもの写真がより印象的で洗練された家族写真になります。
家族写真の撮影を成功させる秘訣

家族写真の撮影を成功させる秘訣として、以下の3点を解説します。
- 家族全員がリラックスできる環境をつくる
- カメラの設定を確認する
- プロのカメラマンに依頼する
家族全員がリラックスできる環境をつくる
家族みんなで自然な笑顔の写真を撮るには、全員がリラックスできる環境をつくることが一番の秘訣です。緊張していると表情が硬くなり、良い写真が撮りにくくなります。特に子どもは無理にポーズをとらせようとすると機嫌を損ねてしまうことがあるため、楽しい雰囲気づくりが不可欠です。
子どもがリラックスしやすい環境をつくるために、以下の工夫をしてみましょう。
- お菓子やおもちゃを与える
- ゲーム要素を加える
- 好きな音楽を流す
- 慣れている場所で撮影する
- 機嫌の良い時間帯を選ぶ
子どもに負担をかけすぎないためには自然な動きを生かしたシーンを狙い、短時間で撮影を終えることも大切です。家族みんなで撮影を楽しむ姿勢が最高の家族写真につながります。
カメラの設定を確認する

家族写真の撮影前にカメラの機能を少し見直しておくと、ブレたり暗くなったりする失敗を防げます。以下の設定が正常に作動するかを事前に確認しましょう。
- 連写機能
- 顔認識・瞳AF(オートフォーカス)
- 露出補正
- 手ブレ補正
- セルフタイマー・リモート撮影
事前に簡単な設定を確認しておくと、シャッターチャンスを逃さず、美しい家族写真を残せます。
プロのカメラマンに依頼する
カメラマンに依頼するとプロの技術や機材を駆使した、クオリティの高い家族写真が残せます。撮影場所や衣装、小道具などのアドバイスももらえ、家族らしさを表現した写真が撮影できます。パパやママがカメラマンをする必要がなくなり、家族全員がそろった写真が撮れる点もプロに依頼するメリットです。
プロのカメラマンには撮影から編集まで一貫して依頼できるため、忙しいパパやママにもおすすめの方法です。プロのカメラマンは子どもの対応にも慣れており、自然な表情や動きを引き出してくれます。プロに依頼すると撮影自体が特別なイベントとなり、家族で楽しい思い出がつくれます。
家族写真でポーズを工夫して最高の思い出を残そう

ポーズを少し工夫するだけで、一体感や温かさがより伝わる家族写真が撮影できます。家族写真でおすすめなのは肩を組んだり手をつないだりする簡単なポーズです。家族写真のポイントは撮影自体を楽しみ、家族一人ひとりの自然な表情を引き出すことです。
完璧な写真を撮ることよりも、家族一緒に撮影に臨む時間や思い出を大切にしましょう。家族でポーズを考えて笑い合った時間は貴重な宝物になります。数年後に見返したときに楽しい雰囲気がよみがえるような、魅力的な家族写真を撮ってみてください。


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